結婚相談NPOの影山です。
冬になると、婚活者さんからのプロポーズ相談が増えてきます。
そんな中、べたではありますが「イルミネーションデート」は特別な時間を提供する最適な方法と言え、婚活においてはお相手を限定する真剣交際やプロポーズといった告白系に活用をお勧めしています。
この記事では、イルミネーションデートを成功させるための企画法と、その魅力について探ります。
なお「婚プラ」でイルミネーションスポットを探す際は、本記事下部のまとめリンクか、絞り込みフィルターをご利用ください。エリアで検索をした後に「夜景・イルミ」にチェックをいれて再検索すると探しやすいと思います。
最近は、町おこしにイルミネーションが活用される事も多く、地元の方々が協力して実施している山梨県身延町の「西嶋イルミネーション」なども話題ですね。
婚プラではイベントの大小問わず、皆様からの情報提供を受け付けておりますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。
イルミネーションデートの魅力
イルミネーションは夜間のみ・冬期限定という事が多く、婚活デートでポイントとなる非日常の演出にぴったりです。イルミネーションデートの魅力としては以下の3点が挙げられるでしょう。
- 幻想的な雰囲気: イルミネーションは、夜の空間を幻想的に変え、デートをロマンティックなものにします。
- 写真映え: 昨今のデートでは、インスタ映えをはじめとする写真映えは無視できません。イルミネーションの中での写真は、特別な思い出を残すのに最適です。
- 季節を感じる: 冬のイルミネーションは、特にクリスマスシーズンにデートのムードを盛り上げます。
特に季節性は婚活では計画性が求められる部分です。ド定番を嫌がる天邪鬼な方も居らっしゃるとは思いますが「イルミネーションデートを制する者は婚活を制す!」といっても過言ではありません。
イルミネーションデートのタイミング
最近では一年を通してイルミネーションを実施しているスポットもありますが、イルミネーションと言えば、やはり冬デートの定番と言えるでしょう。クライマックスはやはりクリスマスだと思いますが、11月後半から翌年の1月前半まで実施しているスポットが多いようです。
婚活で一般的とされる3ヶ月の交際期間から逆算をすると、9月頃から交際を開始して、10月くらいには交際相手を限定しておきたいものです。
また、冬というのは独特な心理状況になりやすいと言われている季節で、一般的に以下のような傾向があると言われています。
- 寂しさや孤独感の増加: 冬は日が短く、寒さから外出を控えることが多くなります。これにより、孤独や寂しさを感じやすくなり、パートナーを求める傾向が強まることがあります。
- 温もりを求める傾向: 寒さから、物理的な温もりを求める傾向が強まります。これは恋愛関係においても現れ、パートナーとの身体的な接近を求めることが増えるかもしれません。
- 安定した関係を求める: 冬は家で過ごす時間が増えるため、安定した恋愛関係を求める傾向が見られます。一時的な関係よりも、長期にわたる安心できる関係を好む人が多くなります。
- ロマンティックな気分が高まる: 冬はクリスマスなど、ロマンティックなイベントが多い季節です。これにより、恋愛に対する期待や夢が高まることがあります。
- 季節性感情障害の影響: 冬は日照時間の短縮により気分が落ち込んだり、恋愛に対して消極的になることがあります。特に鬱などを経験した事がある方は冬を警戒している事もあり、異性に対して安心を求める傾向があるでしょう。
加えて、新年になってしまうと新しい出会いへの期待が高まってしまうという話しもあるので、企画側としても年内に一定の決着をつけて年末年始を迎えるというのが、お進めです。
勝負は紅葉デートの時期から始まっています!
イルミネーションデートの企画法
イルミネーションは魅力的ですが、極端な話し演出でしかありません。デート企画時は、その前後をどう過ごすのか?を必ずあわせて考えましょう。
1. 場所の選定: まず、訪れたいイルミネーションスポットを選びます。公園や商業施設、特別なイベントなどがあります。
2. デートのスケジュール計画: イルミネーションを見る前後のディナーやカフェでの時間を考慮に入れましょう。
3. 服装と準備: 夜間の寒さに備えて、暖かい服装を選びます。また、思い出づくりの為に撮影をする場合は、カメラやモバイルバッテリーなどの準備も忘れずに。
4. サプライズ要素の検討: プレゼントやサプライズメッセージを考えると、デートが一層特別なものになります。繰り返しになりますがイルミネーションデートは特別です。全く期待していないという方はいないと思うので、婚活ではここが一番重要でしょう。
横浜で例年実施されているイルミネーションイベント『ヨルノヨ』では、最大40施設が参加して街全体が光と音楽で演出されます。
イルミネーションデートの注意点
イルミネーションデートは婚活にとって有効ですが、全てのケースで万能という訳ではありません。まれではありますが、以下のように逆にイルミネーションが苦手な方も居るので、意識をしておきましょう。
- 人混みが苦手な人:イルミネーションは人気が高く、特に休日やイベント期間中は混雑することが多いです。人混みを避けたい人にとっては、ストレスの原因になる可能性があります。人気のスポットは混雑が予想されるため、特に帰りの交通機関の時間帯をずらすなどの工夫が必要です。
- 静かな環境を好む人:イルミネーションスポットは賑やかで、音楽や人々の声が多く聞こえる場所もあります。静かで落ち着いた環境を好む人には、適さない場合があります。
- 寒さが苦手な人:イルミネーションは多くの場合、屋外で楽しむものです。冬場など寒い時期には特に寒さが厳しくなることもあり、寒さに敏感な人にとっては不快に感じるかもしれません。
- 交際開始直後の関係性:計画性が必要とのべましたが、婚活で交際開始直後の場合「イルミネーションデートは重過ぎる」と感じてしまう人がいます。仮にまだ交際をはじめたばかりの場合は、遠出などはせず、身近な場所で飲食のついでに楽しむといった具合がお勧めです。
また、イルミネーションデートに誘っておいて、何も無かった場合、お相手にネガティブな印象を与えてしまうかもしれない事も予め考慮しておきましょう。
イルミネーション撮影のコツ
さて、折角イルミネーションデートに誘えたならば、共通の思い出を残しておきたいものです。
ところが、花火と同様、イルミネーションの撮影はなかなか複雑です。
最近のカメラ、スマートフォンは高機能なので大きな失敗は無いかもしれませんが、撮影の基本は知っておいた方が良いと思います。
- 三脚の使用: イルミネーションは暗い環境で撮影することが多いので、カメラのブレを防ぐために三脚の使用が推奨されます。特に自撮り棒の場合は心配が増すので、万全を目指すならばミニ三脚でも用意しましょう。
- 低ISO設定: 高ISOはノイズを増やす可能性があるので、できるだけ低ISOで撮影します。環境によってはISO100~400が適切です。
- 長時間露光: 長時間露光を利用すると、イルミネーションの明るい部分が美しく映ります。シャッタースピードを遅く設定し、動く光の軌跡を捉えることができます。
- 絞りを調整: 絞り値(F値)を調整して、被写界深度をコントロールします。F値を大きくすると、焦点が合う範囲が広がり、全体的にシャープな写真になります。
- ホワイトバランスの調整: イルミネーションの色を正確に再現するために、カメラのホワイトバランスを適切に設定します。自動設定でも良いですが、手動で微調整するとより良い結果が得られることがあります。
このように書くと難しく感じてしまうかもしれませんが、スマートフォンにおいては「HDR(ハイダイナミックレンジ)」と「ナイト(夜間)モード」をオンにする事で、ほぼ解決するでしょう。
また、あえてイルミネーションをぼかすなども出来るようになれば、ポイントアップも出来るかもしれませんので、事前に練習しておいても良いかもしれませんね。
エリア別イルミネーションスポット一覧
最近の傾向として、商工会議所や商店街が協力をして駅単位で実施するイルミネーションも盛大になってきました。定番スポット以外にも駅単位で楽しめる場所も増えてきたので、近くの「駅名+イルミネーション」で検索をすると、思わぬ穴場に遭遇する事ができるかもしれません。
結婚相談NPOがある東京武蔵野市の吉祥寺でも、武蔵野市や武蔵野商工会議所、武蔵野市商店会連合会などが協力して実施中です。
是非、イルミネーションを婚活デートに取り込んでみてください!
投稿者プロフィール
- 結婚相談NPO設立以来、障がい者婚活を長く担当していましたが、障がい当事者仲人が参加してくれましたので、地方婚活に力を入れるべく「婚プラ」を立ち上げました。
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