本館の建物が国の重要文化財に指定されている日本橋高島屋にて、20世紀初頭から現代までを「百貨店建築」をキーワードに年表や模型を通して辿る「百貨店展 ー憧れの建築史」が2022年9月7日(水)から開催されます。
特に、戦前の「百貨店建築」は実験的なものでした。当時の百貨店は人々の憧れを誘うもので、単なるショッピングのための空間を超え、エンターテイメント、更には文化装置として機能していました。そして、その百貨店の機能と役割は、ファサードや建築空間に色濃く現れました。屋上もその一つで、現在もターミナルビルとして存在感を放つ「松屋浅草店(1931年:久野節設計)」には、かつて屋上に本格的な遊園地と動物園が存在していました。また、以前存在していた「白木屋日本橋店(1928年:石本喜久治設計)」のファサードは、壁面にガラスを用いて、それまでの重厚な「百貨店建築」を脱しようとする非常にモダンなものでした。2019年にグランドオープンした「大丸心斎橋店(1922年心斎橋筋側、1933年御堂筋側:ヴォーリズ建築事務所設計)は、往時の「百貨店建築」の華やかさを今に伝える貴重なものといえます。

松屋浅草店の屋上遊園地(1950年代、提供:松屋)

松屋浅草店(1931年、提供:清水建設)

大丸心斎橋店(1933年、提供:J.フロントリテイリング史料館)

白木屋日本橋店(1928年、提供:石本建築事務所)

松屋浅草店屋上のスカイクルーザー(1952年、提供:松屋)

大丸心斎橋店1階エレベーター(1933年、提供:J.フロントリテイリング史料館)
日本橋エリアを代表する百貨店で、本館は国の重要文化財に指定されています。 画像出典:Kakidai - Wikimedia Commons ※営業時間等、変更の可能性がございますので、デートスポットご利用前には必ず公式サイトやSNSにて最新情報をご確認ください。 ...
画像出典:公式プレスリリース
※営業時間等、変更の可能性がございますので、ご利用前には必ず公式サイトやSNSにて最新情報をご確認ください。




