伊豆の八十八ヶ所霊場の復興を志す伊豆霊場振興会の会長が、人気YouTubeチャンネル「令和の虎」で資金調達をした記念御朱印帳が2023年4月15日に伊豆88遍路の公式サイトにて発売されました。
伊豆八十八ヶ所霊場とは
全ての札所と呼ばれている寺院がお出迎えとお見送りをして頂ける、江戸時代からある霊場は、全国に本場四国と知多半島、そして伊豆半島にしかありません。
400km以上に及ぶ行程ですが、伊豆の中心から始まり三島に北上して箱根を超えて熱海へ。東海岸を下田に向かい、伊豆半島を時計回りに一周して最後に結願寺の修禅寺に向かいます。
風光明媚な伊豆半島の絶景と美味しい海鮮料理、そして熱海温泉や修善寺温泉といった日本屈指の温泉街がお遍路の旅を一層楽しい旅にしてくれます。
納経帳と御朱印帳の違い
通常、八十八ヶ所霊場や三十三観音霊場と呼ばれいている霊場は、般若心経や観音経を納める事から「納経帳」と呼ばれて、写経した用紙や読経する事から宗教色が強いです。一方で、単に参拝した証として頂く印が御朱印で、帳面は「朱印帳」となります。その違いから、納経帳は自身の命が尽きた時に棺に入れる事で極楽浄土に行けるという文化があります。
一般的な神社仏閣の御朱印は書家と呼ばれている人達がご神体やご本尊を書いていますが、伊豆八十八ヶ所霊場の御朱印帳は、各寺院の修行を積まれたご住職様に書いて頂いたり、昔のご住職様の筆跡などを複写してまとめた、とても貴重な御朱印帳です。
寺院に出向き、参拝をした後に「三宝印」を頂く仕組みとなっていますが、不在寺院もありますので、札所0番の三明寺では、不在がちな寺院の「三宝印」を押した用紙を預かっています。記念御朱印帳で参拝し、最後に三明寺に立ち寄れば全ての「三宝印」が揃うので、安心して参拝をしてください。
画像出典:公式プレスリリース
※営業時間等、変更の可能性がございますので、ご利用前には必ず公式サイトやSNSにて最新情報をご確認ください。
会場 | 伊豆八十八ヶ所霊場 |
発売日 | 2023年4月15日 |
問合せ先 | TEL:055-941-7066(伊豆霊場振興会) |
HP | 公式ホームページ |
その他 |
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2024年4月30日兵庫県)ドラゴンクエスト アイランド3周年記念イベント「たまねぎスライム大収穫祭」
- 2024年4月29日徳島県立近代美術館で特別展「ユーモア-おかしみの表現に潜むもの-」
- 2024年4月28日兵庫県)姫路の手柄山温室植物園で「播磨の絶滅危惧植物展」
- 2024年4月27日東京都)北千住・シアター1010にて十一代目豊竹若太夫襲名披露イベント