国立科学博物館 筑波実験植物園(園長 細矢 剛)にて、世界で最も大きな「花」のひとつ「ショクダイオオコンニャク」の大小2個体が2023年5月中旬から6月初旬にかけて、連続して開花する見込みです。
めったに咲かない種で、同園で大個体が開花するのは、2020年以来3年ぶりで今回が6度目。植物好きならば1度は見ておきたい大イベントです。
今回の「花」がどのくらいの高さになるかまだわかりませんが、1日で20cm以上も伸びる成長過程はたいへん見ものです。「花」が開きはじめるタイミングや刻々と開いていく様子も面白く、来園されるタイミングによってはリアルタイムで観察いただけます。
ショクダイオオコンニャクの特徴
ショクダイオオコンニャクは、スマトラ島(インドネシア)の限られた場所に生えるサトイモ科の絶滅危惧種です。「花」(植物学的には花序=花の集まり)は高さ3メートル、直径1メートルになるものもあり、世界でもっとも大きな「花」をもつ植物のひとつとされています。また、開花後は 独特の強烈な悪臭を放ち世界でもっとも醜い花とも呼ばれています。
画像出典:公式プレスリリース
※営業時間等、変更の可能性がございますので、ご利用前には必ず公式サイトやSNSにて最新情報をご確認ください。
会場 | 国立科学博物館 筑波実験植物園 熱帯雨林温室 (茨城県つくば市天久保4-1-1) |
開花予想時期 | 【小個体】令和5年5月中旬〜下旬 【大個体】令和5年5月下旬〜6月初旬 |
アクセス | つくば駅 つくばセンターバスターミナルから つくバス北部シャトル「天久保(筑波実験植物園)」下車 徒歩3分 車:圏央道 つくば中央ICから 約7km 車:常磐自動車道 桜土浦ICから 約8km |
予約 | 予約不要 |
問合せ先 | TEL:029-851-5159 |
HP | 公式ホームページ |
その他 |