年に一度、建物公開展が実施される東京都庭園美術館にて、2025年6月7日(土)~8月24日(日)の期間「建物公開2025 時を紡ぐ館」展が開催!
今年から庭園のみの観覧チケット(200円)でミュージアムショップとカフェも利用できるようになり、館内の建築意匠をモチーフにしたポストカード、マグネット、マスキングテープといった、建築意匠のミュージアムグッズも新たに発売されます。
1933年に建てられた朝香宮邸は、1983年(昭和58年)からは美術館として開館し、時を紡ぎ続けています。毎年数回、旧朝香宮邸の建築空間を生かした展覧会を開催し、年に一度の建物公開展では特に素材や技法、意匠など、建築そのものに注目しながら、様々なテーマを設けて建築の魅力を紹介しています。
今回の「建物公開2025 時を紡ぐ館」では、旧朝香宮邸における建築空間の「機能の変遷」に着目します。朝香宮家が邸宅を離れた後、吉田茂元首相の政務の場、国の迎賓館、民間の催事施設、そして美術館と移り変わる中での、機能・役割の変化を写真や映像資料を通して紐解きます。
また建物の魅力を存分に楽しめるよう、家具や調度品を用いた再現展示や、3階ウインターガーデンの特別公開も行います。
ポストカード4柄 各150円(税込)
旧朝香宮邸の建築の美しさを切り取ったポストカードです。担当学芸員とともに今回展覧会のメインビジュアルの中から、新緑が薫るような夏らしい写真と、旧朝香宮邸の空気感が伝わる重厚な雰囲気の写真の2つの軸でセレクトしました。複数名の写真家の作品を起用することにより、それぞれの視点で切り取られた旧朝香宮邸の豊かな表情を楽しんでいただけます。サイズ/150mm×100mm
マスキングテープ4柄
庭園美術館ファンに楽しんでいただくために製作した、上品な色合いと繊細な紋様が映えるマスキングテープです。「4つの柄を全部まとめ買いしたい!」と思ってもらえるように、4種のカラーバランスにこだわりました。サイズ/第一階段の花模様・来客用化粧室扉装飾・屋上展望室装飾は幅15mm、全長8m、大客室エッチングガラス扉は幅30mm、いずれも全長8m

第一階段の花模様(モチーフ:第一階段壁面装飾) 300円(税込)
大理石がふんだんに使われた第一階段の北側壁面にはガラスが嵌め込まれ、鉄製の花模様で装飾されています。横に広がりのあるデザインを活かしてマスキングテープに仕立てました。カラーは、曲線で描かれた花模様の華やかさにあう甘いピンクです。

来客用化粧室扉装飾 300円(税込)
第一階段の裏手にある来客用の化粧室。その扉にも、真鍮製の繊細な装飾が施されています。本館内でもひそやかに施された意匠であるため、ニッチなファン向けに製作しました。グッズをきっかけに「ここにあったのね!」とお客様に館内を宝探しのように散策していただきたいと思います。カラーは、本館の窓から望む青空を映したまろやかなブルーです。

屋上展望室装飾 300円(税込)
屋上展望室のコンクリートの柱を飾る装飾で、唯一外観意匠から抜粋しました。実際には縦に4つ連なっており、少しずつ異なるデザインになっています。遠目でしか見られない装飾をお手元でじっくりとご覧いただけます。カラーは、庭園の豊かな緑を意識したトーン違いのグリーンです。

大客室エッチングガラス扉 400円(税込)
フランス直輸入のアール・デコの粋が集められた大客室。なかでもマックス・アングラン作のエッチング・ガラスを嵌め込んだ扉は、これぞアールデコというデザインで一際目を引きます。ミュージアムショップイチ押しのこの意匠を、30mmの太幅マスキングテープにぎゅっと凝縮しました。いつでも大客室を思い出せるミュージアムグッズらしい王道デザインです。カラーは、実物の色をポップにデフォルメしたクリーム色です。
アートマグネット3柄 各880円(税込)
美濃焼タイルに独自開発したプリント技術を施し、原画に近いリアルな凹凸をつけた立体感のあるアートマグネットです。自然光によって見え方が変化する作品については、彩度や明度の異なる色サンプルを庭園美術館に持参して実物と照らし合わせ、調整を重ねました。「本来の色」とはいつの瞬間か、日の差し具合を探りながら、色味の再現に徹底的にこだわっています。見て、触って、観覧の記憶を思い起こすことができるミュージアムグッズです。サイズ/横47mm×縦47mm×厚み8mm、重さ約38g

正面玄関の大理石モザイク
ルネ・ラリックのガラスレリーフ扉が来館者を迎える正面玄関。その床面は一面の大理石モザイクでできています。アートマグネットなら、よりリアルにその質感を再現できると考え、採用しました。実物をそのまま小さくしたかのような、手のひらに収まるモザイクアートをお楽しみください。

大食堂の壁画 アンリ・ラパン画
来客時の会食に使われていた大食堂の暖炉の上には、アンリ・ラパンが描いた鮮やかな色彩の壁画があります。様々なモチーフが描きこまれた不思議な魅力のある壁画ですが、今回が初めての商品化です。表面の凹凸によって奥行きとモチーフの多彩さを再発見できる仕上がりに。ご自宅の冷蔵庫に、ミニミニラパンの壁画を貼り付けてみませんか。

姫宮寝室前の照明
姫宮寝室前の照明は、庭園美術館のアイコンとも言えるポピュラーモチーフ。ステンドグラス製の可愛らしいペンダント照明です。初めて庭園美術館を訪れた方でも「あの照明がマグネットに!」とすぐにピンと来て、手に取ってもらえるアイテムです。あえて黒バックにした色のコントラストもポイントです。
画像出典:公式プレスリリース
※営業時間等、変更の可能性がございますので、ご利用前には必ず公式サイトやSNSにて最新情報をご確認ください。
イベント名 | 東京都庭園美術館 夏の展覧会「建物公開2025 時を紡ぐ館」 |
会場 | 東京都庭園美術館 |
開催日 | 2025年6月7日(土)~8月24日(日) |
開催時間 | 10時〜18時 (入館は閉館の30分前まで) ※8月15日、8月22日の金曜は21時まで開館(入館は20:30まで) |
アクセス | JR山手線 目黒駅 東口/東急目黒線 目黒駅 正面口より徒歩 7分 都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩 6分 |
予約 | オンライン事前予約制 |
問合せ先 | TEL:050-5541-8600 |
HP | 公式ホームページ |
その他 |
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